平成28年12月4日(日)午後2時~予定

お十夜とは、 全国の浄土宗寺院でひろく行われる念仏会です。「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいい、正しくは、「十日十夜(じゅうにちじゅうや)法要」と呼ばれます。もともとは陰暦の十月五日の夜から十五日の朝まで、十日十夜にわたる法会(ほうえ)でした。
この法会は、浄土宗で最も大切な御経の一つ『無量寿経(むりょうじゅきょう)』の巻下に、 「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていることによって、その教えを実践したもので、十日十夜にわたり不断(ふだん)念仏を称えて別時の念仏を修し、阿弥陀様のお慈悲に感謝する法要であります。
この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前(永亨年間)、伊勢守平貞経(いせのかみたいらのさだつね)の弟、貞国(さだくに)が、京都の真如堂(しんにょどう)で修したのが始まりとされています。これが浄土宗では大切な法要となっています。